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スーパーエコ 瑞浪北中 完成 新築校で全国初 消費電力は実質0 教室にモニター生徒も省エネ意識 (岐阜県瑞浪市)
2019/01/18
瑞浪市北部の瑞陵、日吉、釜戸の3中学校を統合して誕生する瑞浪北中学校の校舎が同市土岐町に完成し、17日に記念式典があった。消費電力を実質ゼロにする文部科学省の実証事業スーパーエコスクールに認証されており、新築の学校では全国初開校となる。最先端の設備で環境教育を推進し、住民にも積極的に開放する。
建物は3棟あり、屋内運動場なども含めて延べ床面積は8090平方メートル。鉄筋コンクリート造り3階建てで一部木造、鉄骨造り。用地は、瑞陵中学校東側の丘陵地にあり、山の斜面に沿った低層の校舎にした。総事業費は34億円で、国や県の補助金を受けた。
スーパーエコスクールは、省エネを徹底して消費電力を抑えつつ、太陽光や風力などで発電することで、消費電力を実質ゼロにする。市によると、認証は全国で7校目だが、ほとんどが改修のため、新築では初の開校だ。
各教室にはタッチパネル式のエコモニターを導入。教室ごとに照明や空調機器を操作でき、生徒たちは消費電力や自然エネルギーの発電状況をモニターで把握しながら、節電の工夫を考え、省エネ意識を高めることができる。太陽熱や地中熱を活用し、自然の風が行き渡るような建物の配置にした。
地域に根差した学校も目指し、市内で焼かれたタイルの外壁や、市内産ヒノキのフローリングを採用。地域住民向けの専用玄関も設け、屋内運動場と武道場、音楽室、会議室は放課後、希望者に開放する。
この日の式典には、統合される3校の関係者や地元住民ら140人が出席。水野光二市長は「防災や地域交流の拠点としての機能もある。生徒たちには、喜びと誇りを胸に、充実した学校生活を送ってほしい」とあいさつした。
4月8日に開校し、3学年で350人が在籍する予定。
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